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「料理でチームビルディング」ならそば打ち体験がおすすめの理由
皆様こんにちは。レンタルキッチンスペース パティアです。ここでは、チーム内のコミュニケーションを促進し、協力関係の強化を目的として行われる「料理でチームビルディング」についての事例をご紹介し、「料理でチームビルディング」がより多くの方に興味を持ってもらい、やってみたい!と思っていただけるような内容をご提案しています。
前回は、日本人になじみ深いおにぎりを使った「ごちそうおにぎりでチームビルディング」についてご紹介しました。
前回記事:「料理でチームビルディング」で何作る?チームの絆を深める料理大公開!
今回も日本人にとってなじみ深い料理になりますが、機会がないとなかなか体験できないであろう「そば打ちでチームビルディング」をご紹介します。
「そば打ちでチームビルディング」とは、その名の通り、チームで協力して蕎麦を打ち、最後に全員で食すというものです。通常の「料理でチームビルディング」の場合は、独創性溢れる料理を作ることを求められることが多いのですが、そば打ちはいたってシンプルです。しかし、チームビルディングとしての効果は抜群ですので、参考になさってみてください。
■目次
・「そば打ちでチームビルディング」がおすすめの理由
・「蕎麦打ちでチームビルディング」で必要な材料、道具、手順
・まとめ
「そば打ちでチームビルディング」がおすすめの理由
まずは、そば打ち体験が何故チームビルディングとしておすすめなのかについてご紹介していきます。
①年齢、性別、料理の得意不得意関係無し!全員が楽しめる。
「そば打ちでチームビルディング」は調理工程としてはそば粉と小麦粉を混ぜ、こね、まとめ、伸ばし、切るだけです。年齢、性別、料理の得意不得意関係無く、全員が平等に楽しむことができます。普段料理を作らないから独創性溢れる料理のアイデアを求められても困る、美味しく料理が作れなかったらどうしよう・・・といったマイナスな要素を取り払ってくれます。チームビルディングは、全員が前向きに取り組んでもらわなければ意味がありません。そば打ちであれば、「そばを打つ」という特別感がありながらも難しい工程が無いため、全員が平等に楽しむことができます。
②そば打ち体験を「共有」することでコミュニケーションが円滑化される。
上でも述べたように、そば打ちはアイデア勝負の要素はありません。グループに分かれ、すぐにそば打ちに取り掛かります。考えるよりも、手を動かすことで自然な会話が生まれます。「捏ねる作業は結構力がいりますね!」「ちょっと運動不足なんじゃないですか?」「力仕事は任せてください!」などなど、リラックスした雰囲気で作業を進めることができます。また、全員で同じ体験を共有することで、共に取り組んでいるという意識が強まります。そういった意識が、普段の業務に戻ってもチームでの仕事を円滑に進めてくれるでしょう。
③全員で協力して作ったお蕎麦は格別!達成感がチームの絆を深めてくれる。
そば打ちは難しくはありませんが、体力が必要とされます。美味しいお蕎麦を作るためには、仲間と協力して、ダマにならないように丁寧に生地をこねて、伸ばし、慎重にカットしなければなりません。生地が蕎麦に変わった時、チーム内の達成感はひとしおでしょう。そして、仲間と一緒に味わうお蕎麦は格別なはずです。そば打ちが仲間との絆を育み、仕事のモチベーションも高めてくれます。
④蕎麦は縁起の良い食べ物!チームの成功祈願に最適。
お蕎麦は、日本では縁起の良い食べ物として扱われています。例えば、新年の幸せを願う「年越し蕎麦」、新生活を気持ちよくスタートさせるための「引っ越し蕎麦」が良い例です。
そもそも何故縁起が良い食べ物として扱われているかといいますと、
・蕎麦のように細く長く生きられるようにという長寿祈願として
・蕎麦は切れ易いことから一年の災厄を断ち切る、悪い縁を切る
といった意味合いが込められていると言われています。
そういった意味合いからも、そば打ちをチームの成功を祈る願掛けとして取り入れるのもおすすめです。
「蕎麦打ちでチームビルディング」で必要な材料、道具、手順
そば粉、薄力粉、水の配合はこだわればいくらでもこだわることができるのですが、今回は初心者の方にピッタリな配合でご紹介します。
材料(4人分)
・そば粉 280g
・強力粉 120g
・水 200g弱
・打ち粉(そば粉) 適量
道具
・ボール
・ふるい
・めん棒
・包丁
・鍋
・ザル
・そば打ち台(普通のテーブルにポリ袋を敷き代用可)
また、多くの方はレンタルキッチンなどのスペースを借りてそば打ちを企画するかと思いますので、最後の掃除のしやすさを考え、テーブル下にビニールシートなどを敷いておくことをおすすめします。
手順
「そば打ちでチームビルディング」は下記の流れで進みます。
①1グループ3~4名のチームに分かれます。
②そば粉、強力粉をふるいにかけボールに入れます。そこに水を入れ、仲間と協力して生地がひと固まりになるようまとめていきます。
③そば打ち台に打ち粉をふり、生地を手で伸ばし、更にめん棒を使って四角く伸ばしていきます。
④四角く伸ばした生地に打ち粉を多めに振り、生地を3つ折りにします。
⑤3つ折りにした生地を包丁で細く切っていきます。全員がカットにチャレンジしてみましょう!誰が上手いのか、以外と不器用なのかを知れるのも面白いポイントです。食べるときに太いのがあっても問題ありません!それもきっと笑いに変えてくれるはずです。
⑥鍋に多めのお湯を入れ、沸騰させます。そこに蕎麦をほぐしながら入れ、2分前後茹でます。
⑦茹であがったらザルに取り、冷水で冷やしたあと、洗ってぬめりをとります。
⑧蕎麦をお皿に盛り付けて、いざ実食です。シンプルに市販の麺つゆで蕎麦を食せば、素朴な手作り蕎麦を味わうことができます。
自分達で一から作った蕎麦を目の前にして、自然と顔がほころぶでしょう。食事の時間が楽しくなれば、仲間とのコミュニケーションを豊かにしてくれます。
時間に余裕があれば、天ぷらを用意したり、出汁にこだわるなどしてみてもいいかもしれません。
そば打ちの詳しい作り方はこちらを参考になさってください。
まとめ
「そば打ちでチームビルディング」は年齢、性別、料理の得意不得意関係無く、全員が平等に楽しむことができますので、料理の内容に困った時には最適です。また、そば打ちはアイデアを競うものではありません。考えるよりも、手を動かすことで自然な会話が生まれます。それにより、場が和み、コミュニケーションが円滑化されます。何よりも仲間と協力して作った蕎麦の味は格別なものでしょう!楽しい食事は、仲間とのコミュニケーションを豊かにしてくれます。
他にも蕎麦は縁起の良い食べ物です。チームの成功を祈る意味でも蕎麦打ち体験を楽しまれてみてはいかがでしょうか。
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