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コロナ疲れ解消!「料理でチームビルディング」で心も体も健康に

コロナ疲れ解消!「料理でチームビルディング」で心も体も健康に

新型コロナウイルスにより巷では「コロナ疲れ」という言葉をよく耳にするようになりました。特に会社勤めの方は、在宅勤務による環境変化のストレス、仲間とのコミュニケーション不足による孤独感、先行く未来への不安などを感じているのではないでしょうか。
皆さんの職場ではどうでしょうか?もし貴方がコロナ疲れを感じているならば、それは見えないだけで他の仲間も抱えている悩みといえるでしょう。
1人1人のパフォーマンスが低下してしまうと、組織として大きなダメージになりかねません。ダメージを受ける前に先回りして悩みを解決する取り組みが必要です。
ここでは、コロナ疲れによるパフォーマンス低下を解消させるチームビルディングをご紹介していきます。職場に活気がないと感じている方々にぜひ参考にしていただきたい内容となっております。会社が健康を意識した取り組みを行うことで、従業員からの信頼度もアップするでしょう。

■目次
・「セロトニン」が仕事のモチベーションを増幅させる
・セロトニンの分泌を増やす食材とは
・栄養素を意識した食材で「料理でチームビルディング」をしよう
・まとめ

 

「セロトニン」が仕事のモチベーションを増幅させる

具体的なチームビルディングの内容を紹介する前に「セロトニン」についてお話したいと思います。セロトニンとは別名「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質です。幸せホルモンと呼ばれる所以は、心のバランスを保ち幸福感を感じる役割を果たしているからです。セロトニンは精神安定剤と似た分子構造であることが分かっており、ストレスが溜まりセロトニンの分泌が減ると仕事への意欲低下、協調性の欠如に繋がるともいわれています。また、うつ病を引き起こす原因にもなります。

そんな仕事のダメージにも関わるセロトニンですが、増やす方法があります。

それは、バランスの良い食事楽しい対話・心の触れ合いです。

なぜバランスの良い食事がセロトニンを増やすかといいますと、セロトニンは腸と密接な関係があるからです。体内にあるセロトニンの約9割が腸に存在し、それらが脳へと運ばれてストレスと対峙してくれています。コロナにより食生活が乱れたのであれば、食事を見直す必要があります。

また、友人や家族との楽しい対話や心の触れ合いが「オキシトシン」というストレスを緩和させる物質を分泌することが研究で明らかになっています。このオキシトシンが、セロトニンの分泌を誘発してくれることも分かっています。

コロナにより社内でのコミュニケーションが不足していると感じているようでしたら、セロトニンの分泌を増やす食を意識した「料理でチームビルディング」を行い、仲間と触れ合う機会を設けてみてはいかがでしょうか。

 

セロトニンの分泌を増やす食材とは

「料理でチームビルディング」を実践する前に、ぜひ知っておいて欲しいのがセロトニンの分泌を増やす食材についてです。この食材を意識して料理を作ることで、よりセロトニン効果が発揮され、コロナ疲れを解消させてくれます。

(セロトニンを増やす食材)

セロトニンを体内で生成する栄養素は3つあり、それが「トリプトファン」「ビタミンB6」「炭水化物」です。それぞれの栄養素が豊富に含まれている食材をみていきましょう。
トリプトファンを多く含む食材には、大豆、納豆、醤油、味噌、卵、チーズ、牛乳、玄米、くるみ、肉類、ブロッコリー、カリフラワー、大根、キャベツ、カツオなどが挙げられます。
ビタミンB6を多く含む食材は、バナナ、カツオ、まぐろ、牛レバーなどです。
炭水化物はお米、パン、麺類などの穀類、いも類、砂糖といった甘味料、果物などに多く含まれています。しかしながら、炭水化物いわゆる糖質を摂りすぎると血糖値を急激に上げる要因となり逆に体に悪影響を及ぶ場合もあるので、同じ炭水化物でも血糖値が上がりにくい玄米、蕎麦、さつまいも、長芋、みかん、バナナ、りんご、はちみつなどがおすすめです。

これらの栄養素をバランス良く摂取することでコロナ疲れに負けない身体を手に入れることができます。

 

栄養素を意識した食材で「料理でチームビルディング」をしよう

セロトニン食材を押さえたところで、次に「料理でチームビルディング」のやり方を説明していきます。
まずは、今回はコロナ疲れ解消がテーマですので、ファシリテーターがコロナにより弱った心と身体を健康にしてほしいという趣旨を伝えてください。また、上記で述べた栄養素を意識して料理することを全員に共有することも重要です。そして、数名のチームに分かれてどんな料理を作るのかを話し合ってもらいます。栄養素を意識するということは、バランスの良い食事が求められます。味、見た目はもちろんのこと、栄養バランスを意識するのはなかなか難しいことです。
例えば、蕎麦を作ることにしたチームであれば、付けダレに味噌とクルミを合わせると味に深みが出るとともにトリプトファンを多く摂取することができるでしょう。
「栄養バランスを考えてこの食材とこの食材を使おう」「この食材を使うならこんな味付けが良いかな」などと、色々考えることは脳に良い刺激となります。意外な食材の組み合わせを発見するかもしれません。
そして、どんな料理を作るか決まったら、調理スタートです。段取り良く行うために、自分が何をするのか、何をして欲しいのか、声を掛け合って協力して料理を作ります。料理は自然とコミュニケーションを深めてくれます。
最後に料理が完成したら、チームの代表者がどんな料理を作ったのかを発表し合います。
全ての発表を聞くことで、食への理解が深まり、食べた時に「幸福感」が増すはずです。
このような栄養素を意識した料理でチームビルディングは捻りがあって難しいかもしれませんが、頭を使って考え、仲間と協力して作った料理は、最高の達成感を味わえます。

 

まとめ

新型コロナウイルス感染拡大を防止するために世界中の人々がコロナ前の自由を失い、自粛生活を余儀なくされています。長引く自粛生活によるいわゆる「コロナ疲れ」がストレスとなり、「幸せホルモン」であるセロトニンが減ることで、仕事への意欲低下や協調性の欠如を招いてしまうおそれがあります。今回ご紹介した「料理でチームビルディング」は自分は1人じゃないということが再認識でき、チームの絆を深めてくれます。また、コロナ疲れを根本的に解決させるなら、セロトニンの分泌を促す食材を積極的に食べるといいでしょう。ぜひ、「料理でチームビルディング」をきっかけに、栄養バランスを美味しく楽しく学んでみてください。

食×コミュニケーションは社員の仕事の原動力となります。会社が健康を意識した取り組みを行うことで、チームワークの強い組織が築けると言っても過言はないでしょう。

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