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リモートワークでも効果大!「陽口ワーク」で自己肯定感が高まり良いこと尽くめ
【チームビルディング大百科について】
コミュニケーション面で課題を抱えている企業は多く、それを解決するべく多くの企業が「チームビルディング」に注目しています。
チームビルディング大百科ではわくわくするようなチームビルディンの手法(アクティビティ)についてご紹介しています!
参加者全員が楽しめ、相互理解が深まる
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コロナ禍の影響でリモートワーク(テレワーク)を開始した企業は非常に多いと思います。やむを得ずリモートワークを始めた企業もあるかもしれませんが、企業側にも従業員側にもメリットがあります。例えばメリットとしては、
・デジタル化等の業務改善を推進
・従業員の通勤交通費の削減・オフィスに関わるコストの削減(光熱費や賃料)
・通勤時間を有効に活用できる
などがあげられます。しかし、その一方でチーム内のコミュニケーションがとりづらいという根強い問題があります、そんなとき、ぜひ取り入れてほしいのが「陽口ワーク」です。陽口ワークはとっても簡単!明日からでもチャレンジできます。そこで、ここでは
・陽口ワークとは
・陽口ワークのメリット
についてご紹介していきます。ぜひ参考にして、あなたのチームでも取り入れてみませんか?
■目次
1. リモートワークだからこそ「陽口ワーク」が必要
2. 陽口ワークとは?やり方は?
3. 陽口ワークのメリットとは
4. 時にはリアルな時間も大切
・オフラインでおすすめのチームビルディング① レゴシリアスプレイ
・オフラインでおすすめのチームビルディング② マシュマロチャレンジ
・オフラインでおすすめのチームビルディング③ 料理でチームビルディング
リモートワークだからこそ「陽口ワーク」が必要
リモートワークだと周りのメンバーがどんな仕事をしているのかを把握しにくいですよね。良い成果が出たとしてもわざわざメールや、テレカンで褒めるというのも少し恥ずかしさがあってやりにくいと思います。気軽に「いいね!」が言えなくなったのはリモートワークのデメリットのひとつかもしれません。もし他者から承認され自己肯定感を高めるチャンスが減ってしまったなら、そういう「場」を作ることが重要です。
どんな場がよいのかというと、リモートワークでも自己肯定感を高めることのできる「陽口ワーク」が有効です。お互いに褒めあうことで気持ちが前向きになり、チーム内の絆が深まり仕事もやりやすくなります。
陽口ワークとは?やり方は?
まず、陽口は「ひなたぐち」と読みます。相手がいないところで悪口や批判をしたりする陰口の反対語として出来た造語です。つまり陽口とは相手がいないところで褒め言葉を言ったり、承認することです。これをメンバー同士で行いましょう、というのが陽口ワークというゲームです。
実施適正人数
4~7人
実施時間
20~30分程度
やり方
① まずは全員がZoom等のWeb会議ツールにログインします。
② 陽口を言われる対象者を決めます。(五十音順でも誕生日順でも自由です。)
③ 対象者はカメラと自分の音声をミュートにします。
こうすることで対象者がいない状態を作り出します。(対象者は周りの方の音声を聞くことが出来る状態です。)
④ 3~5分間の時間を決めて、対象者以外のメンバーで陽口を話します。
⑤ 陽口を言われる人を交代して、全員が陽口の対象になるまで繰り返します。
⑥ 振り返りを行います。陽口を言われての感想を順番に発表しましょう。
ポイント
・ネガティブなコメントは絶対NGです。
・最初に話し出す人は「ここだけの話…」や「○○さんいないから言うけどさ…」と言って話し始めると雰囲気が出て盛り上がります。
・陽口が途切れてしまうと対象者は悲しいので、あらかじめ褒めるネタをそれぞれに考えて来てもらいましょう。
陽口ワークのメリットとは
陽口ワークは実施人数によりますが20~30分程度で簡単に行えますので、会議前のアイスブレイクにも良さそうですね。多くのメリットもありますので、詳しくご紹介していきます。
メリット
①陽口ワークでは、様々な角度から自分のことを称賛してくれます。すると自分では気づいていなかった強みを発見できます。
②沢山の賛辞を浴びることで自己肯定感が高まり自信がつきます。自信がつくことで積極性が高まります。
③他の人が褒められているところを見て、「そういう所が認められるのか」と気付いて真似してみようというモチベーションアップにつながります。
④褒められて嫌な人はいません。実施することで充実感が得られ、チーム内の雰囲気がとても良くなります。
もし失敗をして落ち込んでいる方がいる時や、業績が芳しくなくチームの雰囲気が沈んでいる時に陽口ワークを行うと特に効果が感じられやすいです。準備するものは一切ありませんので、一度試してみてはいかがでしょうか。
時にはリアルな時間も大切
リモートワークだからこそ、積極的にオンライン上でコミュニケーションを図ることが重要です。
しかしながら「交流のしにくさ」「意思疎通の難しさ」を感じられている方がいるのも事実のようです。
オフィスで顔を合わせながらの雑談やちょっとした会話の盛り上がりは、オフラインに勝るものはありません。そこから発展してイノベーションが生まれることもあります。
新型コロナウイルスが収束した時のことを踏まえ、今からオフラインで出来るチームビルディングを計画してみてはいかがでしょうか。
ここでは、チームのメンバーが久々にオフラインで集まった時に実施したくなる、おすすめのチームビルディングをいくつかご紹介します。
「レゴシリアスプレイ」はレゴ®社が開発したレゴブロックを用いたワークショップです。アメリカではNASAやGoogleが導入した研修として知られています。
お題を提示し、レゴブロックで自由に作品を作ります。完成したら、作品のプレゼンテーションを行い、更に、他のメンバーから深堀するような質問を投げかけてもらうといったゲームです。お題は抽象的なもので問題ありません。自由度の高いお題にすると作品の幅が広くなり面白いです。
「マシュマロチャレンジ」とは、乾燥パスタ、マスキングテープ、ヒモ、マシュマロ、ハサミを用意し、これらの道具を用いて制限時間内にいかに高い自立式のタワーを建てられるかを競うゲームです。
パスタは細く折れやすく、補強をしたくても使える材料は本数や長さが決められています。やってみるとなかなか難しいゲームであり、様々な問題と悩みにぶち当たります。メンバーと力を合わせ、問題に立ち向かう必要があります。
料理を作り上げる共同作業には、「役割分担」「得手不得手の把握」「段取り」「協力・協調性の醸成」「クリエイティビティ」など、一つの仕事を成し遂げるための流れと共通する要素が沢山含まれています。
料理を通して社員同士の親睦を深め、チームワークやコミュニケーションの重要性を学べます。また、料理は言葉や習慣などの壁を越えて人と人とを繋げ、感動を分かち合うことがでます。多国籍の職場はもちろん、お互いの立場を気にせずに楽しめるので新チーム結成時などの交流イベントとして人気のあるチームビルディングです。
チームビルディングには様々な手法があります。だからこそ、何しよう?とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時にはチームビルディング診断機能をご活用ください。機能は条件を絞り込んで見つける方法と質問に答えて見つける方法の2種類。あなたのチームにぴったりなチームビルディングが見つかりますように。