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チームビルディングに最適!本でつながるビブリオバトルの魅力と効果
「チームのコミュニケーションを活性化したい」「部門間の壁を取り払いたい」「リモートワークで疎遠になったメンバーを再びつなぎたい」…そんな悩みを抱える企業の皆さまに、新しいチームビルディングアクティビティとしてご提案したいのが、ビブリオバトルです。
ビブリオバトルは、単なる読書好きのためのゲームではありません。本を通じて「人」を知り、対話を深める場。特に職場という環境において、このアクティビティがどのように効果を発揮するのか、詳しくご紹介します。
【チームビルディング大百科について】
コミュニケーション面で課題を抱えている企業は多く、それを解決するべく多くの企業が「チームビルディング」に注目しています。
チームビルディング大百科ではわくわくするようなチームビルディンの手法(アクティビティ)についてご紹介しています!
参加者全員が楽しめ、相互理解が深まる
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■目次
1. ビブリオバトルとは?ルールはあるの?
2. ビブリオバトルがチームビルディングに最適な理由
3. ビブリオバトル実施のために必要なもの
4. ビブリオバトルはどんなチームにおすすめ?
5. 実際にチームでビブリオバトルをやってみた!
6. 発表者のための本をうまく紹介するコツ
7. ビブリオバトルで築くチームの新たな視点
ビブリオバトルとは?ルールはあるの?
ビブリオバトルは、参加者がそれぞれお気に入りの本を5分間でプレゼンし、発表後に短いディスカッションを行った後、最も読みたくなった本を投票で決定するシンプルなゲームです。このプロセスで重要なのは、本の紹介を通じて発表者自身の価値観や個性を共有できること。
例えば、チームビルディングに関する書籍を選んだ社員がチーム作りへの想いや経験を共有するかもしれません。一方で、絵本を選んだ社員が家族との思い出を紐解くかもしれません。同じ組織に属しながらも、普段は見えない個性やバックグラウンドが、このゲームを通じて鮮やかに浮かび上がるのです。
ビブリオバトルがチームビルディングに最適な理由
コミュニケーションのハードルを下げる
ビブリオバトルは、普段あまり話さない人とも自然に会話が生まれる仕掛けが詰まっています。発表者の話を聞いた後、感想や質問を交わすことで、日常業務では見られない一面を知ることができ、信頼関係の構築につながります。
発言の平等性
ルールが明確で、全員が同じ時間を使って発表するため、意見を言うのが苦手な人も参加しやすい環境を提供します。自然と「聞く力」も育まれるため、互いの考えを尊重する土壌が醸成されます。
多様性の受容
誰もが自由に本を選べることから、多様な視点や価値観が共有されます。異なるバックグラウンドを持つメンバー同士が意外な共通点を見つけることで、相互理解が深まります。
課題解決力の向上
発表者は限られた5分間で本の魅力を最大限に伝える工夫を凝らします。この制限の中で何を伝え、何を削ぎ落とすかというスキルは、プレゼンテーション能力や論理的思考力の向上にもつながります。
ビブリオバトル実施のために必要なもの
ビブリオバトルを始めるために必要なものは、以下のシンプルな準備品だけです。
・発表者とそれぞれの本
・5分間を計るタイマー(スマホアプリやキッチンタイマーで代用可)
・投票用の付箋や紙
会議室やオンライン会議ツールを活用して、少人数から気軽に始められます。また、テーマを設定して(例えば「仕事に役立つ本」「自己啓発」「趣味関連」など)、より特化したディスカッションを行うのもおすすめです。
ビブリオバトルはどんなチームにおすすめ?
ビブリオバトルは、さまざまなチームフェーズや状況に柔軟に対応できるアクティビティです。特に以下のようなシチュエーションで効果を発揮します。
1. 新入社員研修として
新入社員はチームに馴染むまでの間に緊張感や遠慮を感じがちです。ビブリオバトルを通じて、自分の興味や価値観を本という形で自然に共有することで、リラックスした雰囲気の中で自己紹介ができます。また、チーム内での初めての発言のハードルが下がり、その後のコミュニケーションをスムーズにする効果が期待できます。
2. プレゼン力を鍛えたいチームや個人に
ビブリオバトルは、短い時間内で自分の意見をまとめて発表する練習にもなります。本の内容をただ紹介するだけではなく、「どうしたら相手に興味を持ってもらえるか」を考えながら話す必要があるため、論理的思考力や説得力も自然と鍛えられます。特に、営業職や企画職など、普段から「伝える力」が求められる職種のチームには最適なトレーニングの場となります。
3. 新しいメンバーを迎えたばかりのチーム
チームに新しいメンバーが加わったばかりのときは、相互理解を深めるきっかけを作るのが重要です。ビブリオバトルなら、メンバーが自分の価値観や興味を自然に共有でき、スムーズなアイスブレイクが可能です。雑談が苦手な人も本を介することで会話が広がります。
4. 部門間の壁を取り払いたいチーム
異なる部門のメンバーが集まるプロジェクトチームや、普段は関わりが少ない人同士のコミュニケーション促進にも最適です。本を通じて知る相手の新たな一面は、業務外の接点を生み出し、信頼関係を築くきっかけになります。
5. マンネリ化しているチーム
長年一緒に働いてきたメンバーで構成されたチームでは、新たな刺激が必要な場合があります。日常業務の枠を越えたテーマで議論を行うことで、普段の仕事とは異なる角度からお互いを知り、チームの活性化が図れます。
6. リモートワークで疎遠になったチーム
リモートワークが長引くことで、チーム内の関係が希薄化するケースもあります。オンラインでも実施できるビブリオバトルは、遠隔地でも気軽に取り入れられるアクティビティです。対話の機会が増えることで、再びつながりを感じることができます。
7. 多様性を生かしたいチーム
異なるバックグラウンドや価値観を持つメンバーが多いチームでは、多様性を共有し活用することが課題となることがあります。自由に本を選べるルールが、多様な視点をチームに持ち込み、メンバー同士の理解を深めるきっかけを提供します。
実際にチームでビブリオバトルをやってみた!
先日、私たちのチームで初めてビブリオバトルを実施しました!メンバーそれぞれがお気に入りの本を持ち寄り、思い思いにプレゼン。最初は「本を紹介するなんてハードルが高い」と感じていたメンバーもいましたが、いざ始まると想像以上に盛り上がりました。
参加者の感想をいくつかご紹介します
- 「普段は業務でしか話さない同僚の意外な一面が見えたのが新鮮でした。彼女が絵本を紹介する姿に、子供好きな一面を初めて知りました!」
- 「技術書の紹介で、こんなに面白い話が聞けるなんて。普段話しづらかった上司との距離が少し縮まった気がします。」
- 「プレゼンが苦手だったけど、好きな本を語るのは楽しく、時間を忘れてしまいました。」
印象に残った出来事
あるメンバーが趣味の詰まった写真集を紹介した際、他のメンバーが「実は私も同じ趣味を持っています!」と声を上げ、一気に会話が広がりました。こんな偶然の発見が、普段の業務では生まれにくい新しい絆を作ってくれました。
発表者のための本をうまく紹介するコツ
初めて参加する人やプレゼンに慣れていない人のために、以下のようなコツを用意しておくと、参加ハードルがぐっと下がります。
1. なぜこの本を選んだのかを語る
単に本の内容を説明するのではなく、「なぜこの本を選んだのか」という個人的な背景やエピソードを添えると、聞き手の興味を引きやすくなります。例えば:
- 「この本を読んで、自分のキャリアの転機が訪れました。」
- 「子供の頃、この絵本を両親と一緒に読んだ思い出が忘れられません。」
2. キーワードやフレーズを活用
本の魅力を5分で伝えるために、いくつかの「キラーフレーズ」を用意しておくのがおすすめです。例えば、次のような形です:
- 「この本を読むと、毎日の考え方が180度変わります。」
- 「この一文に感銘を受けて、他の本では得られない学びがありました。」
3. 小道具や視覚効果を加える
オンラインや対面であっても、本の表紙や中身を直接見せることで視覚的なインパクトを与えられます。また、関連するグッズや写真を用意しても盛り上がります。
4. 質問を投げかける
プレゼンの中で質問を挟むと、聞き手も巻き込まれやすくなります。例えば:
- 「もし一つだけ超能力を選べるとしたら、皆さんは何を選びますか?実はこの本で主人公が選んだのは…」
- 「あなたにとって『幸せ』とは何ですか?この本が示す答えはこうでした。」
ビブリオバトルで築くチームの新たな視点
チームの活性化に向けて、斬新で効果的な方法を模索しているなら、ぜひビブリオバトルを取り入れてみてください。このアクティビティは、ただの余興では終わりません。本を通じてつながる会話は、業務を超えた信頼関係を育み、新たな視点やアイデアをもたらします。
さあ、次のチームミーティングで「ビブリオバトル」を試してみませんか?新しい一歩が、より強いチームをつくるきっかけとなるはずです。
コミュニケーション活性化に「懇親会付きのチームビルディング」がおすすめ!
近年重要視されているチームビルディング。チームのパフォーマンスを最大限に発揮させることを目指した取り組みです。
例えば、新入社員の入社タイミングといったチームに新メンバーが加わった時や新しいプロジェクトが発足した場面などで用いられています。そのため、コミュニケーション活性化の一環として、「チームビルディングと懇親会を一緒に開催したい」というニーズも多いようです。そこでおすすめなのが、「料理でチームビルディング」です。
料理を作るという共同作業には、「役割分担」「得手不得手の把握」「段取り」「協力・協調性の醸成」「クリエイティビティ」など、一つの仕事を成し遂げるための流れと共通する要素が沢山含まれ、チームビルディングに効果的です。料理は立派なコミュニケーションツール!いつものオフィスから離れることで、リラックス状態となり、ごく自然に心も開きやすくなります。また、一緒に料理を作った後には「仲間と楽しく食べる時間」が待っています。食事中の会話は絆を深める絶好のチャンスです。ぜひ、あなたのチームでも「料理でチームビルディング」を検討してみてはいかがでしょうか。
「料理でチームビルディング」を体験した方々のお声
\詳しく知りたい方におすすめ/
チームビルディングには様々な手法があります。だからこそ、何しよう?とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時にはチームビルディング診断機能をご活用ください。機能は条件を絞り込んで見つける方法と質問に答えて見つける方法の2種類。あなたのチームにぴったりなチームビルディングが見つかりますように。