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フープリレーでチームの力を引き出す:やり方~効果まで解説

フープリレーでチームの力を引き出す:やり方~効果まで解説

チームが成功するために欠かせない要素は何でしょうか? それは、個々のメンバーが協力し合い、互いの信頼関係を強めながら、チーム全体で高いパフォーマンスを発揮することです。これを実現するためのプロセスが「チームビルディング」です。さまざまなアクティビティを通じて、メンバーは楽しみながら連携を深め、効率的なコミュニケーションと協力を学ぶことができます。今回注目するのは、体を動かしながらチームの成長を実感できる「フープリレー」。フープリレーのやり方やルールの解説とタックマンモデルに照らし合わせ、フープリレーがいかに効果的かをご紹介します。

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■目次
1. チームビルディングってそもそも何? 
2. フープリレーとは?やり方やルールの解説
3. フープリレーを取り入れる目的と効果
4. フープリレーとタックマンモデルとを照らし合わせて考えてみよう
5. フープリレーはヘリウムリングとはどう違うのか
6. 【まとめ】フラフープを使ったアクティビティでチームを成長させてみよう
7. コミュニケーションの活性化に「懇親会付きチームビルディング」がおすすめ!

チームビルディングってそもそも何?

チームビルディングとは、個々のメンバーが協力し合い、互いの信頼関係を強化しながら、チーム全体のパフォーマンスを向上させるプロセスを指します。職場やプロジェクトチームにおいて、効率的で円滑なコミュニケーション、信頼、協力が欠かせません。チームビルディングアクティビティは、このプロセスをサポートするために設計されており、メンバーがリラックスした環境で楽しみながら強い絆を築くことができる貴重な手段です。

フープリレーとは?やり方やルールの解説

「フープリレー」は、チーム全員で手をつないで円を作り、その円にフラフープを通して手を離さずに全員で順番にフラフープをくぐり抜けていくゲームです。チーム全体でフラフープを一周させるタイムを競うのではなく、自分たちのベストタイムを目指します。必要なものはフラフープとストップウォッチで、屋内外問わずどこでも実施可能です。チームワークやコミュニケーションの強化に役立ち、楽しく体を動かしながら取り組めるアクティビティです。

フープリレーのやり方・ルール

人数

1チームあたり8名程度

用意するもの

フラフープ、ストップウォッチ、タイムの結果を書くためのホワイトボードまたは模造紙など

手順

①約8名で1つのチームを作り、全員で円を作って手をつなぐ。
②フラフープを円の一部にセットし、スタート地点とする。
③手を離さずに、フラフープを順番に全員がくぐり抜けて、円を一周させる。何度か繰り返し、話し合いを行い、できるだけタイムを短縮することが目標。

ルール

指でフラフープを直接持つのは禁止。

フープリレーを取り入れる目的と効果

フープリレーはどんな目的において有効なのでしょうか。以下が挙げられます。

コミュニケーション力の向上

フープリレーでは、各メンバーがタイミングを合わせたり、体を動かすタイミングを話し合うことが重要です。このプロセスを通じて、口頭での指示やフィードバックが自然に行われ、コミュニケーション力が高まります。

チームワークの強化

フラフープを手をつないだまま通すため、メンバー全員が協力して動くことが求められます。誰かがうまく動けないと全体が遅れてしまうため、助け合いの精神が重要です。こうした協力体制を通じて、チームワークが自然と鍛えられます。

楽しさとストレス解消

ゲーム自体が軽快で、競争心と笑いが生まれるため、参加者はリラックスして楽しめます。日々の業務の中で感じるストレスを一時的に忘れ、ポジティブな感情を共有できるため、リフレッシュ効果も期待できます。

体を動かすことでのリフレッシュ効果

長時間のデスクワークや会議が続くと、身体が硬くなりがちです。フープリレーは、体を使って動くため、軽い運動としての効果もあります。これにより、体と心のリフレッシュが同時に図れる点も、チームビルディングアクティビティとしての魅力です。

フープリレーとタックマンモデルとを照らし合わせて考えてみよう

フープリレーは、チーム内のコミュニケーションや協力が不可欠なゲームであるため、タックマンモデルの各段階を自然に体験できます。ゲームを進める中で、チームのメンバーは試行錯誤しながら成長し、役割分担やコミュニケーションが改善されていくプロセスを直接感じることができます。さらに、ゲームが進むごとに目に見える形でチームのパフォーマンスが向上していくため、タックマンモデルに基づくチーム発展の理論を実際の経験として理解するのに非常に有効です。

タックマンモデルとは何か:フープリレーで4つの段階を体感できる

タックマンモデルは、チームが形成されてからパフォーマンスを発揮するまでの過程を示す理論です。このモデルには「形成期(Forming)」「混乱期(Storming)」「統一期(Norming)」「成果期(Performing)」の4つの段階があります。これらの段階を理解し、実践するために最適なアクティビティの一つが、「フープリレー」です。フープリレーは、チームの成長過程を体験するのに非常に有効なゲームです。ここでは、フープリレーを通じてタックマンモデルの各段階をどのように体感できるかを紹介します。

形成期(Forming)

チームが初めて集まり、メンバーが互いにお互いを知り合う段階です。フープリレーの最初のステップでは、約8名でチームを作り、手をつないで円を作ります。この段階では、メンバーはまだお互いの動きや協力の仕方を探っている状態です。フープリレーのルールを理解し、協力してフラフープを通すための初期の試行錯誤が、形成期の特徴を体験するきっかけとなります。

混乱期(Storming)

チーム内で意見の衝突や役割の不明確さが生じる段階です。フープリレーでは、手をつないだままフラフープを通す過程で、メンバー同士の動きやタイミングにズレが生じることがあります。ここでの課題は、チーム内で意見が対立したり、異なるアプローチが試されたりすることです。混乱期では、どのようにしてこの問題を解決し、効率的にフラフープを通すかを協力して見つける必要があります。

 統一器(Norming)

混乱期を経て、チーム内での役割が明確になり、協力がスムーズになる段階です。フープリレーでは、試行錯誤を繰り返すことで、チームのメンバーがお互いの動きを理解し、円滑にフラフープを通す方法が確立されます。メンバー間のコミュニケーションが改善され、効率的な動きができるようになることで、統一期の成長を実感できます。

成果期(Performing)

チームが高いレベルで協力し、目標に向かって効率的に行動できる段階です。フープリレーでは、全員がスムーズにフラフープを通し、タイムを短縮することで、チームのパフォーマンスが向上する瞬間を体験できます。この段階では、チーム全体が一体となり、高い成果を上げることができます。

フープリレーはヘリウムリングとはどう違うのか

フープリレーとヘリウムリングは、どちらもフラフープを使ったチームビルディングアクティビティですが、それぞれのやり方やルールに違いがあります。

フープリレー: フラフープを使ったリレー形式のゲームで、チーム全員で手をつないで輪になり、フラフープを順番に手を離さずに通していきます。ゴールは、チーム全員が協力してフラフープをスムーズにくぐり抜け、一周する時間を短縮することです。チームワークとコミュニケーションの改善が主な目的です。

ヘリウムリング: 薄く軽い棒(リング)を、全員で指の上に乗せ、リングが落ちないように床まで降ろしていくゲームです。指でリングを押し下げるはずが、参加者の協力がうまくいかないとリングが浮いてしまい、意外なほど難しいです。協力と調整、繊細なコミュニケーションが必要なアクティビティです。

ヘリウムリングについて詳しく知りたい方はコチラを参考にしてください。

【まとめ】フラフープを使ったアクティビティでチームを成長させてみよう

フープリレーは、タックマンモデルの各段階を実際に体感できるゲームです。チームがどのように形成され、混乱を乗り越え、協力し、最終的に高いパフォーマンスを発揮するのかを、ゲームを通じて理解することができます。このアクティビティは、チームビルディングの一環として、チームの成長過程を学ぶのに最適な方法です。

コミュニケーション活性化に「懇親会付きのチームビルディング」がおすすめ!

近年重要視されているチームビルディング。チームのパフォーマンスを最大限に発揮させることを目指した取り組みです。
例えば、新入社員の入社タイミングといったチームに新メンバーが加わった時や新しいプロジェクトが発足した場面などで用いられています。そのため、コミュニケーション活性化の一環として、「チームビルディングと懇親会を一緒に開催したい」というニーズも多いようです。そこでおすすめなのが、「料理でチームビルディング」です。
料理を作るという共同作業には、役割分担」「得手不得手の把握」「段取り」「協力・協調性の醸成」「クリエイティビティ」など、一つの仕事を成し遂げるための流れと共通する要素が沢山含まれ、チームビルディングに効果的です。料理は立派なコミュニケーションツール!いつものオフィスから離れることで、リラックス状態となり、ごく自然に心も開きやすくなります。また、一緒に料理を作った後には「仲間と楽しく食べる時間」が待っています。食事中の会話は絆を深める絶好のチャンスです。ぜひ、あなたのチームでも「料理でチームビルディング」を検討してみてはいかがでしょうか。

「料理でチームビルディング」を体験した方々のお声

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