【チームビルディング大百科について】
コミュニケーション面で課題を抱えている企業は多く、それを解決するべく多くの企業が「チームビルディング」に注目しています。
チームビルディング大百科ではわくわくするようなチームビルディンの手法(アクティビティ)についてご紹介しています!
参加者全員が楽しめ、相互理解が深まる
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企業において、チームビルディング活動は欠かせない要素です。その中でも、ブレインストーミングは、アイデアの発想や問題解決において非常に効果的な方法として広く知られています。実は、この方法は単なるアイデア出しにとどまらず、チームビルディングにも優れた効果を発揮します。この記事では、ブレインストーミングの基本的な活用法とともに、そのチームビルディングとしての役立て方について深く掘り下げていきます。
■目次
1. ブレインストーミングの意味とは?
2. ブレインストーミングの有効なシチュエーション
3. チームビルディングとして取り入れるメリット
4. ブレインストーミングの効果的なやり方、ルール
5. チームビルディングを成功に導くためのアイデア
6. 【簡単】アゲアゲ・ブレインストーミングで効果倍増!
7. 実際にやってみた!体験事例
8. まとめ:ブレインストーミング
9. コミュニケーション活性化に「懇親会付きのチームビルディング」がおすすめ!
ブレインストーミングの意味とは?
1938年、アメリカの広告代理店BBDO社の副社長A・F・オズボーン氏によって提唱された「ブレインストーミング(ブレーンストーミング)」は、集団での創造的な問題解決方法として現在でも幅広く使用されています。日本では「ブレスト」や「BS法」と呼ばれ、企業の会議やアイデア出しの場でよく取り入れられています。この方法の特徴は、参加者全員が自由にアイデアを出し合うことにあります。批判を避け、量を重視してアイデアを発展させることで、より革新的で創造的な解決策を導くことができます。
ブレインストーミングの有効なシチュエーション
ブレインストーミングは、特定の状況で非常に効果的です。以下のようなシチュエーションで特に有効に活用できます。
新しいプロジェクトの立ち上げ時
新しいアイデアやアプローチが求められる場面で、チーム全員の意見を出し合うことで、新たな視点や創造的な解決策が見つかりやすくなります。
問題解決が求められる時
予期しない問題や課題に直面した際、チーム全員のアイデアを集めることで、さまざまな解決策を探索でき、より適切な対応策を見つけやすくなります。
製品やサービスの改善
既存の製品やサービスに対して、改善や改良のアイデアを出し合う際に有効です。ユーザー視点や異なる部門の視点を取り入れることで、革新的な改善案を生み出せます。
チームの目標設定や方向性決定
チームとしての目標や方向性を決定する場面でも、全員が意見を出し合い合意形成を図るために役立ちます。特に組織のビジョンや戦略が変更される際に有効です。
チームビルディングとして取り入れるメリット
ブレインストーミングは、チームビルディングにも非常に効果的です。チーム内で積極的にアイデアを出し合い、協力して問題解決を行う過程で、メンバー間の相互理解が深まり、チームの結束力が強化されます。さらに、柔軟な思考が養われ、創造力やイノベーションを引き出すことができます。
ブレインストーミングのメリット①相互理解の促進
アイデアを出し合いながら、メンバー同士の意見や価値観を尊重し合うことが重要です。このプロセスを通じて、メンバーの個性や考え方を理解し、信頼関係を築くことができます。
ブレインストーミングのメリット②柔軟な思考の促進
新しい視点や発想を受け入れ、枠にとらわれず柔軟な思考が育まれます。これにより、さまざまな問題に対して柔軟に対応できるチームが形成されます。
ブレインストーミングのメリット③イノベーションの加速
チーム全員が積極的にアイデアを出すことで、新しい解決策が次々と生まれ、革新的なアイデアが具現化します。
ブレインストーミングの効果的なやり方、ルール
ブレインストーミングをチームビルディングに最大限活用するためのポイントをいくつかご紹介します。
チーム内の役割分担
まずは、少人数(4〜5人)のチームを作り、テーマを決めてアイデアを出し合います。各メンバーが自分の意見を自由に出せる環境を整えましょう。
否定しない・自由な発想を歓迎する
アイデアを出す際、他の人の意見を否定しないことが重要です。常識や過去の方法に縛られず、自由に発想し合いましょう。特にユニークなアイデアが出た場合には、その新しい視点を歓迎し、積極的に取り入れましょう。
アイデアを発展させる
出されたアイデアをただ受け入れるだけでなく、他のメンバーがそのアイデアを発展させることで、新たな発見が生まれます。アイデアが次々に膨らみ、より優れた解決策に近づくことができます。
チームビルディングを成功に導くためのアイデア
ブレインストーミングをチームビルディングに活用する際のポイントを以下にご紹介します。
明確な目的を設定する
アイデア出しの前に、ブレインストーミングの目的を明確にしましょう。例えば、新しいプロジェクトの立ち上げ、問題解決、製品改善など、具体的な目標を設定することで、アイデアの方向性が定まります。
全員参加型で進める
ブレインストーミングは全員が発言できる環境で行うことが大切です。どんな小さな意見でも歓迎し、全員が発言できるようにしましょう。これにより、メンバー全員の意識が一体となり、より強いチームワークが生まれます。
フォローアップを忘れない
ブレインストーミングで出たアイデアは、次にどのように実行に移すかを決めることが大切です。アイデアを具体的なアクションに落とし込むため、フォローアップの計画を立てましょう。
【簡単】アゲアゲ・ブレインストーミングで効果倍増!
「アゲアゲ・ブレインストーミング」は、特にチームビルディングにおいて効果的な方法です。この手法では、アイデアが出た後に他のメンバーが肯定的なフィードバックを繰り返すことが重視されます。ポジティブなエネルギーをもって、アイデアを広げていくことで、メンバー全体のモチベーションとチームのエネルギーが高まります。
アゲアゲ・ブレインストーミングのやり方、ルール
グループを作成:
4〜5人のグループを作り、テーマを設定します。
アイデアを出し合う:
アイデアが出たら、他のメンバーが「それいいね!」と積極的に肯定し、アイデアを発展させます。
繰り返し実施:
肯定的なフィードバックを繰り返し、アイデアを広げていくことで、アイデアの質も自然に高まります。
実際にやってみた!体験事例
先日、インバウンド向けの新しいサービスを提供するための目標設定とアイデア出しを行うために、「アゲアゲブレインストーミング」を試してみました。インバウンド市場における新しいアプローチを模索するため、チームで活発に意見を出し合い、創造的な解決策を見つけることを目的としたセッションでした。初めての試みでしたが、参加者全員が積極的に意見を出し合い、互いにフィードバックをし合うことで、非常に活気のあるセッションとなりました。
具体的には、最初にアイデアを出す際に、誰かが提案した案に対して「いいね!それもっとこうしたらどう?」といった形で、ポジティブな言葉でお互いのアイデアを広げていきました。例えば、あるメンバーが「インバウンド向けに、日本の伝統的な料理を学べる体験を提供したい」というアイデアを出した際には、他のメンバーが「SNSで外国人観光客に向けたプロモーションを行い、料理体験と一緒に日本の文化を紹介するイベントを開こう!」といった具体的な案に発展させることができました。
また、誰もが自由に発言できる雰囲気を大切にし、決して否定的な意見を言わないようにしました。このアプローチが、参加者全員のアイデアを引き出し、インバウンド市場向けの新しいサービスに関する多くの斬新なアイデアを生み出すのに大きく寄与したと感じています。
まとめ:ブレインストーミング
ブレインストーミングは、単なるアイデア出しの手法にとどまらず、チームビルディングにおいて非常に有効なツールです。チーム全員が積極的に意見を出し合い、相互理解と柔軟な思考を促進することで、より強いチームが形成されます。さらに「アゲアゲ・ブレインストーミング」を取り入れることで、アイデアが自然に膨らみ、チームの一体感とエネルギーが高まります。ぜひ、この方法を取り入れて、チームビルディングを進化させ、成果を上げましょう!