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ブレインストーミングの効果とは?チームビルディングにも有効!おすすめのやり方
【チームビルディング大百科について】
コミュニケーション面で課題を抱えている企業は多く、それを解決するべく多くの企業が「チームビルディング」に注目しています。
チームビルディング大百科ではわくわくするようなチームビルディンの手法(アクティビティ)についてご紹介しています!
参加者全員が楽しめ、相互理解が深まる
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会議でブレインストーミングを取り入れている企業様は多いかとは思いますが、実はチームビルディングとしても効果的であることはご存じでしょうか。安直に「ブレインストーミング=アイデア出し」と捉えていてはブレインストーミングの効果を最大限に発揮することはできません。ここでは、ブレインストーミングとは何か、基本のルール、効果を説明しながら何故チームビルディングでブレインストーミングが有効なのかを紐解いていきます。ブレインストーミングの効果をなかなか体感できていない方にぜひ読んでいただきたい内容となっております。理解を深めることで実りのあるブレインストーミングができることでしょう。
■目次
1. ブレインストーミングとは
2. チームビルディングとは
3. 失敗しないブレインストーミング、「アゲアゲ・ブレインストーミング」のやり方
4. まとめ
5. コミュニケーションの活性化に「懇親会付きチームビルディング」がおすすめ!
ブレインストーミングとは
1938年にアメリカの広告代理店BBDO社の当時副社長であった A・F・オズボーン氏がアイデアの限界を打ち破るために考案したのが「ブレインストーミング」です。
ブレインストーミングとは、ある問題に対し、複数人が「質より量」を重視しながら思いつくままに意見を述べ、多種多様なアイデアを得る会議手法のことをいいます。日本では「ブレスト」や「BS法」と略して呼ばれることが多いです。
オズボーン氏はブレインストーミングを効果的に行うために4つのルールを定めました。
ルール
① 他人の意見やアイデアを批判してはいけません。
② 常識にとらわれない自由な意見を歓迎しましょう。
③ アイデアの質よりも量に重点を置きましょう。
④ アイデアは発展させることでより良いものになります。どんどん便乗しましょう。
ブレインストーミングは名前の由来である、ブレイン(脳)にストーム(嵐)を起こさせるというように、他人のアイデアが刺激となり、連鎖し、より良いアイデアへと発展させることができるといえます。また、ブレインストーミングを通して下記の効果があるといわれています。
ブレインストーミングの効果
・相手の意見を肯定的に受け止めることで、相互理解が深まります
・常識を打ち破ることで、考え方が柔軟になります。
・創造することの面白さを体感し、イノベーションが生まれやすくなります。
・アイデアを発言することで主体性が身に付きます。
・グループで問題解決していくことで、チームワークが高まり、コミュニケーション向上に繋がります。
これらの効果からブレインストーミングがチームビルディングに適しているといえます。何故適しているかを次で説明していきます。
チームビルディングとは
チームビルディングとは、チームに課せられた目的や目標達成に向けて、1人ひとりが能力を発揮しながらも思いを1つにしてゴールを目指す取り組み全般のことです。組織とは、様々な能力の人が団結してこそ成り立つものです。 Apple創業者のスティーブ・ジョブス氏もとあるインタビューでチームの重要性について下記のように答えています。
「全体の力は、部分としての個人力を集めたよりもはるかに大きい。個人では決してなしえないことがチームなら可能となる。それがビジネスの素晴らしさだ」
強いチームになるためには、個々の主体性、それを認め合う相互理解、コミュニケーションを高める取り組みが必要不可欠です。それらを踏まえ、上で述べたブレインストーミングの効果と照らし合わせてみると、ブレインストーミングはチームビルディングに有効であるといえるでしょう。
失敗しないブレインストーミング、「アゲアゲ・ブレインストーミング」のやり方
チームビルディングを目的としたブレインストーミングを行う場合、上の「ブレインストーミングとは」で述べたルールとやり方を全員が理解したうえで取り組まないと意味がありません。それでもなかなかアイデアが発展しない、発言に偏りが見られるようであれば「アゲアゲ・ブレインストーミング」をおすすめします。
アゲアゲ・ブレインストーミングのやり方
まず、1グループ4~5人のグループを作りブレストするテーマを決めます。
テーマが決まったら、それについて一人がアイデアを出し、続いて他の人が「いいね、それなら・・・」と肯定した上でアイデアを発展させます。それを何度も繰り返し行います。
この相手を肯定するというルールが、自然とその場の雰囲気を和ませてくれます。また、それにより前向きで自由なアイデアを発言しやすくし、チーム全体の一体感を味わうことができます。よりコミュニケーションを活性化してくれるブレインストーミングといえるでしょう。
まとめ
ブレインストーミングは、多種多様なアイデアを得るために行う会議手法の1つです。決められたルールのもと正しく行うことで、個々の主体性を引き出し、お互いの相互理解も深め、チームのコミュニケーション向上に繋がります。チームビルディングの要素として申し分ない手法です。まずは、相手を肯定してアイデアを発展させる「アゲアゲ・ブレインストーミング」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
コミュニケーション活性化に「懇親会付きのチームビルディング」がおすすめ!
近年重要視されているチームビルディング。チームのパフォーマンスを最大限に発揮させることを目指した取り組みです。
例えば、新入社員の入社タイミングといったチームに新メンバーが加わった時や新しいプロジェクトが発足した場面などで用いられています。そのため、コミュニケーション活性化の一環として、「チームビルディングと懇親会を一緒に開催したい」というニーズも多いようです。そこでおすすめなのが、「料理でチームビルディング」です。
料理を作るという共同作業には、「役割分担」「得手不得手の把握」「段取り」「協力・協調性の醸成」「クリエイティビティ」など、一つの仕事を成し遂げるための流れと共通する要素が沢山含まれ、チームビルディングに効果的です。料理は立派なコミュニケーションツール!いつものオフィスから離れることで、リラックス状態となり、ごく自然に心も開きやすくなります。また、一緒に料理を作った後には「仲間と楽しく食べる時間」が待っています。食事中の会話は絆を深める絶好のチャンスです。ぜひ、あなたのチームでも「料理でチームビルディング」を検討してみてはいかがでしょうか。
「料理でチームビルディング」を体験した方々のお声
\詳しく知りたい方におすすめ/
チームビルディングには様々な手法があります。だからこそ、何しよう?とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時にはチームビルディング診断機能をご活用ください。機能は条件を絞り込んで見つける方法と質問に答えて見つける方法の2種類。あなたのチームにぴったりなチームビルディングが見つかりますように。