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チームでひとつのハーバリウムを作ってストレスの発散と結束力の向上を目指しましょう!

【チームビルディング大百科について】
コミュニケーション面で課題を抱えている企業は多く、それを解決するべく多くの企業が「チームビルディング」に注目しています。
チームビルディング大百科ではわくわくするようなチームビルディンの手法(アクティビティ)についてご紹介しています!

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新型コロナウイルスの拡大によって行動様式が大きく変わった方が大半だと思います。しかし、外的要因で自分の生活リズムやルーティンが崩れてしまうとストレスがかかってしまうものですよね。日常生活や仕事、学校で感じるストレスについて5段階評価の調査をした結果、ストレスを「よく感じる」と回答した方の割合がコロナ禍前の11.7%から22.6%へアップしているという結果が出ています。約2倍近い方が従来よりもストレスを感じていることが分かります。確かに、外出時には常にマスクを着用してアルコール消毒をして、感染におびえながらの生活は気疲れしてしまいますよね。また、仕事をリモートワークにすることで家事の負担が増えて、それが疲労やストレスの増加につながっているケースも多いようです。他にもストレスが増える要因はあるかと思いますが、結果的にストレスを感じている方が増えているのはストレスを発散する方法が奪われてしまったからではないでしょうか。私自身ストレス発散の方法として、同僚や友人とお酒を飲むこと、ショッピング、ジムでの筋トレ、カラオケ、フェス等のイベント参加などがありますが、このどれもが自粛の対象になってしまいます。

ストレスが溜まると心と身体に大きな影響が出てきます。良く起こる症状としてうつ病、不安障害、めまい、頭痛、胃痛、腹痛などが挙げられます。コロナウイルスに感染しないために自粛をしているのに、それが原因で身体に不調をきたしてしまっては元も子もないですよね。企業においても、社員の体調不良は本人だけの問題ではなく、社員が健康に働けるよう配慮して環境を整えていくことは企業の重要な義務のひとつです。レクリエーション等のイベントを企画して健康維持への取り組みをしたいと思っても、なにをしたらいいのか分からなくて頭を抱えてしまう企画者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここではストレス解消も出来てしまうチームビルディングとして「ハーバリウム作り」の説明をしたいと思います。

■目次
1. ハーバリウムとは
2. 準備するもの
3. 作り方
4. ハーバリウムは作って良し、見て良し、プレゼントして良しの三拍子が揃っています
5. 試合作の難しさと達成感<
6. コミュニケーションの活性化に「懇親会付きチームビルディング」がおすすめ!

ハーバリウムとは

ここ数年で流行したので耳にしたことがある方も多いと思いますが、ハーバリウムとはガラスなどの小瓶にプリザーブドフラワーを入れオイル漬けにしたものです。生花と違い水やり等の手入れをしなくても綺麗な状態と保つことが出来るので、人気のインテリアフラワーです。

※ハーバリウムとは元来植物学で使われてきた言葉で植物標本を指す言葉でしたが、ここでは観賞用にカスタマイズされたインテリアフラワーとしてのハーバリウムについて説明をしていきます。

準備するもの

・ボトル

円柱型、円錐型、雫型など形状は様々です。またハーバリウム専用のボールペンなどもあります。初心者には円柱型のものが作りやすくオススメです。

 

・ハーバリウムオイル

ハーバリウム専用のシリコーンオイルやパラフィンオイルを用意してください。

 

・プリザーブドフラワー

作品の幅を広げられるよう、少量ずつ色々な種類や色の花を取り揃えられるといいですね。

 

・浮遊花シート

花が浮いてしまわないよう固定するために使用します。乳白色のフィルムなのですが、オイルと同じ屈折率なのでオイルの中に入れると見えなくなります。

 

・その他の装飾品

リボン(ボトルの口部分に結ぶと華やかになります。)ラインストーン(キラキラしたものが好きな方は少量入れると可愛くなります。)

 

・道具類

ハサミ、ピンセット(ピンセットの先端がボトルの底に届く程度の長さがあるものだと作りやすいです。)

 

・紙とペン

イメージ図を作成するための色鉛筆やカラフルなペンを用意してください。

作り方

①材料を確認したら作品の完成形を想像して、大まかな設計をしましょう。

②設計をしたら花材の大きさをハサミで整えてピンセットでボトルに入れていきます。360度どこから見ても花の正面が来るように配置すると完成度が高まります。一度ボトルに入れた花は他の花に引っかかったりするので取り出すことが出来ません。整えた花を入れたらどういう状態になるか想像を膨らませてボトルに入れましょう。

③オイルを静かに注ぎ入れます。オイルを入れると空気を含んだ花が浮いて来て、オイルを入れる前の状態が崩れてしまうことがあります。そうならないように花材はできるだけ敷き詰めてからオイルを入れましょう。

④気泡が上がってくるのを待って、ボトルに蓋をします。蓋をする前にオイルの量を再確認してください。あまりギリギリだとオイルが膨張して溢れてしまいますので、満タン一歩手前位になるように調整しましょう。

⑤仕上げの装飾をします。リボンがあればボトルの蓋の辺りに結びつけます。プレゼント用でしたらギフトカードを添えても素敵ですね。装飾が出来たら完成です。所要時間は個人差がありますが、ここまでで1時間程度は見ておくといいでしょう。

⑥合作を作りましょう。各自で作成した時よりも大きなボトルを用意してオフィスに飾る用の作品を作ります。4~5人でひとつの作品を作り上げてください。

⑦コンセプトを決めます。どんな作品にしたいかを作成するメンバーで意見を出し合って決めましょう。

様々な意見が出るかと思いますが、しっかりと話し合い納得をした状態で制作に入りましょう。ここでコミュニケーション能力や協調性が養われます。

⑧イメージ図を作成します。コンセプトをより明確にする為に、色鉛筆やカラフルなペンで一枚の完成予想図を書きましょう。

⑨制作開始です。基本的な手順は上記の②~⑤と同じですが、ボトルを大きくすると難易度が上がります。一人で作成した時に掴んだコツなどの情報を共有しましょう。この時誰か一人だけが作業を行うのではなく、数本ずつ交代しながら全員が製作に関わるようにしてください。

⑩作品の発表をします。作品が完成したらチームごとに作品の発表を行います。どのようなコンセプトだったのかをイメージ図を用いて説明し、その後実際の作品を披露します。

なかなかイメージ図通りに作ることは難しいと思いますが、難しかった所だけでなく上手くいった部分や、チームで一つの作品を作り上げたことに対する感想等を発表しましょう。

ハーバリウムは作って良し、見て良し、プレゼントして良しの三拍子が揃っています

いかがでしたでしょうか。用意するものが特殊なので少しハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、最近では100円ショップでも材料はバラ売りされていますし、手芸用品店やインターネットでは全てキットになったものが2000~3000円程度で販売されていますので、準備は大変ではないと思います。

筆者自身もハーバリウムのワークショップは何度もやったことがありますが、とても楽しく没頭してしまいます。作っている時は、どんな作品にしようかなとワクワクしますし、完成して家に飾ると目に入る度に癒されます。生花のように枯れてしまって寂しい気持ちになることがありません。癒し効果もあり、長持ちするのでプレゼントにも最適です。筆者も母の日のギフトとしてプレゼントしたことがありますが、とても喜んでもらえましたよ。

合作の難しさと達成感

作り方の部分でも少し触れましたが、ハーバリウムは大型の作品は難易度が上がります。さらに自分だけではなく複数人で製作をするとさらに当初のイメージ図に近づけることは困難になります。でも安心してください。ハーバリウムに失敗はありません。思い通りの位置に花が置けなくても、オイルを入れたら揺蕩っていい位置に移動することもありますし、そうならなくても後付けで前向きな解釈を与えてあげればいいのです。例えば、花が正面を向かずに下を向いてしまった時は、「高く飛び上がるために、思い切り低くかがんでいる様を表現しているのです!」みたいな言い方をすれば問題ありません。いずれにせよ試行錯誤しながら協力して作ったものが素敵な作品として残ることは、完成した時の達成感も勿論ですが、飾ってあるのを見かけるたびに作った時のことを思い返すことができ、メンバーの結束力がより強固なものになっていくでしょう。この様に、作ってもプレゼントをしても満足度が高い「ハーバリウム作り」でストレスを発散しながらチームの結束力向上を目指してみてはいかがでしょうか。

コミュニケーション活性化に「懇親会付きのチームビルディング」がおすすめ!

近年重要視されているチームビルディング。チームのパフォーマンスを最大限に発揮させることを目指した取り組みです。
例えば、新入社員の入社タイミングといったチームに新メンバーが加わった時や新しいプロジェクトが発足した場面などで用いられています。そのため、コミュニケーション活性化の一環として、「チームビルディングと懇親会を一緒に開催したい」というニーズも多いようです。そこでおすすめなのが、「料理でチームビルディング」です。
料理を作るという共同作業には、役割分担」「得手不得手の把握」「段取り」「協力・協調性の醸成」「クリエイティビティ」など、一つの仕事を成し遂げるための流れと共通する要素が沢山含まれ、チームビルディングに効果的です。料理は立派なコミュニケーションツール!いつものオフィスから離れることで、リラックス状態となり、ごく自然に心も開きやすくなります。また、一緒に料理を作った後には「仲間と楽しく食べる時間」が待っています。食事中の会話は絆を深める絶好のチャンスです。ぜひ、あなたのチームでも「料理でチームビルディング」を検討してみてはいかがでしょうか。

「料理でチームビルディング」を体験した方々のお声

\詳しく知りたい方におすすめ/


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