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部下の育成に最適なチームビルディング!「オープンスペーステクノロジー」とは
【チームビルディング大百科について】
コミュニケーション面で課題を抱えている企業は多く、それを解決するべく多くの企業が「チームビルディング」に注目しています。
チームビルディング大百科ではわくわくするようなチームビルディンの手法(アクティビティ)についてご紹介しています!
参加者全員が楽しめ、相互理解が深まる
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■目次
1. 管理職の悩み第1位は「部下の育成」
2. チームビルディングとは。「部下の成長」に適したチームビルディングは何?
3. オープンスペーステクノロジーとは
4. まとめ
5. コミュニケーションの活性化に「懇親会付きチームビルディング」がおすすめ!
管理職の悩み第1位は「部下の育成」
株式会社ラーニングエージェンシーが行った「管理職の意識調査」(2019年12月~2020年3月の期間、管理職1,070人を対象に実施)では、管理職の悩みの1位が5年前と変わらず「部下の育成」でした。会社という組織に属している以上、これからの会社の未来を担う部下を育成することは、管理職として切り離すことのできない悩みといえるでしょう。
それでは、管理職の皆さんは部下にどのように成長してほしいですか?多くの方が組織に必要とされ、事業の功績に貢献できるような人材として成長してほしいと願っているのではないでしょうか。
組織とは、個々が主体的に能力を発揮しながらも協力して目的達成を目指すからこそ強い組織となります。そのために「チームビルディング」があります。
チームビルディングとは。「部下の成長」に適したチームビルディングは何?
チームビルディングとは、先で述べたように強い組織を目指す上では欠かせない取り組みの1つです。また、team buildingという「チームを作り上げる」という意味が指すように、チームにとって足りないと感じている課題を解決してくれる有効な手段です。
そのため、どういった課題を感じているかによりチームビルディングの内容も変わってきます。今回は「部下の成長」を意識したチームビルディングとして、「オープンスペーステクノロジー」をご紹介します。
オープンスペーステクノロジーとは
オープンスペーステクノロジー(以下OST)は、1985年に組織開発コンサルタントであるハリソン・オーウェン氏(Harrison Owen)によって提唱されました。
OSTとは、ある問いに対し、「個々により話し合いたい答えは違う」ということを尊重し、同じ考えまたは興味を持った仲間でグループを組み話し合いを行う手法です。人に流されるのではなく、主体的に話し合いに加わることがOSTの大きなポイントです。
また、参加者は話し合いが進み、考えが変わった場合には自由に他のグループに移動が可能です。そのことから「チョウ」と「ハチ」に例えられ、チョウのように同じ場所に留まって休み、仲間と対話を深めても良いですし、ハチのように場所を飛び回り考えを広めても問題ありません。ここでは、自分が納得のいける選択をすることが重要です。
OSTの進め方
OSTは様々な話し合いができるよう、人数が多ければ多いほど望ましいです。所要時間は1~3時間です。
具体的な流れは下記の通りです。
①初めに参加者全員に向けて1人のファシリテーターが1つのテーマを発表する
様々な意見やアイデアが飛び交うテーマだといいでしょう
②テーマの発表後、参加者からテーマに対する解決案を募る
例えば、テーマが「ECの売上を伸ばすためには何をしたらいいか?」というテーマだったとしましょう。ファシリテーターがそのテーマの解決案を参加者から募集します。解決案のある人は挙手し、提案を行います。ある人はインフルエンサーを活用する」かもしれませんし、またある人は「商品の魅力が伝わるようなコンテンツを用意する」かもしれません。提案者は何故そうした提案をしたのかも加えて発表します。
③提案された案に賛同する参加者同士でグループを組み、議論する
提案者以外の参加者は面白そう!私もそう思う!と自分の意志で、どの案について話し合うかを決めます。提案ごとのグループに分かれたら、提案者がグループのファシリテーターとなってさらに深く議論をします。(議論の途中でもグループの移動可)
④提案者がグループでどんなことを話したのかを発表する
提案者はグループで話し合ったことで、具体的にどのような案が出たのか、どうしたら課題が解決されるのか、グループで話し合いを行って得た気づきなどを発表します。
OSTは参加者が自分の意志により話し合いを行うので、テーマに対しての想いが強くなるのが魅力です。話し合いの熱量が変わるでしょう。自分で考え、納得した上で行動に移せたとき、人は自主性が開放され自分の行動と発言に自信を持つことができます。OSTを行うことで、その後の業務においても自主性を発揮することが期待できます。
まとめ
管理職の悩みの第1位は「部下の育成」です。管理職の皆さんは、組織に必要とされ、事業の功績に貢献できるような人材育成を求められています。そのためには自主性が培えるチームビルディングとして「オープンスペーステクノロジー」を取り入れるのがいいでしょう。
自分の考えを内に秘めている人と主体的に考え動ける人とでは、仕事のモチベーションや成長スピードが大きく変わってきます。人には、計り知れない可能性が秘められています。OSTといった環境を用意すれば、可能性は花開きます。
コミュニケーション活性化に「懇親会付きのチームビルディング」がおすすめ!
近年重要視されているチームビルディング。チームのパフォーマンスを最大限に発揮させることを目指した取り組みです。
例えば、新入社員の入社タイミングといったチームに新メンバーが加わった時や新しいプロジェクトが発足した場面などで用いられています。そのため、コミュニケーション活性化の一環として、「チームビルディングと懇親会を一緒に開催したい」というニーズも多いようです。そこでおすすめなのが、「料理でチームビルディング」です。
料理を作るという共同作業には、「役割分担」「得手不得手の把握」「段取り」「協力・協調性の醸成」「クリエイティビティ」など、一つの仕事を成し遂げるための流れと共通する要素が沢山含まれ、チームビルディングに効果的です。料理は立派なコミュニケーションツール!いつものオフィスから離れることで、リラックス状態となり、ごく自然に心も開きやすくなります。また、一緒に料理を作った後には「仲間と楽しく食べる時間」が待っています。食事中の会話は絆を深める絶好のチャンスです。ぜひ、あなたのチームでも「料理でチームビルディング」を検討してみてはいかがでしょうか。
「料理でチームビルディング」を体験した方々のお声
\詳しく知りたい方におすすめ/
チームビルディングには様々な手法があります。だからこそ、何しよう?とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時にはチームビルディング診断機能をご活用ください。機能は条件を絞り込んで見つける方法と質問に答えて見つける方法の2種類。あなたのチームにぴったりなチームビルディングが見つかりますように。