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人狼ゲームは会話を用いた心理戦!研修に取り入れてコミュニケーション不足を解消しよう!

人狼ゲームは会話を用いた心理戦!研修に取り入れてコミュニケーション不足を解消しよう!

【チームビルディング大百科について】
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コミュニケーション能力とは、ビジネスシーンだけでなく家庭や日常生活をしていく上でも必要となるスキルであり、自分の周りの方との関係を良くしていくためには欠かすことができないものです。実際に企業が人材採用で重視しているポイントのアンケート結果によると16年連続で1位がコミュニケーション能力です。このことからもコミュニケーション能力がいかに求められる能力なのかおわかりいただけるかと思います。

しかし一方で近年はスマートフォンの普及に伴いSNSやゲームが流行した影響もあり画面越しでコミュニケーションが完結するシーンが増え、面と向かって行う対人コミュニケーションが苦手という人が増えているとも言われています。

コミュニケーション不足が原因で、仕事においてもどこか互いに遠慮してしまい業務が円滑に進められないと感じた経験はありませんか?仕事を円滑に進めるためにコミュニケーション能力が備わっている人材の採用が重視されていることは先ほどお伝えしたアンケートからも分かりますが、採用後にコミュニケーション能力を育てていくことも非常に重要なポイントです。

ここではコミュニケーション不足解消の効果が期待できるゲームとして「人狼ゲーム」のご紹介をします。研修やチームビルディングを企画する人事の方などは参考にしてみてください。また、人狼ゲームの所要時間は1回30分~90分。緊張を和らげるアイスブレイクとしても有効です。

■目次
1. 人狼ゲームとは
 ・人狼ゲームの流れとルール
 ・人狼ゲームの代表的な役職
 ・人狼ゲームの所要時間
2. 人狼ゲームがコミュニケーション研修として効果的な理由
3. 人狼ゲームを研修に取り入れてコミュニケーション不足を解消しよう!まとめ
4. コミュニケーションの活性化に「懇親会付きチームビルディング」がおすすめ!

人狼ゲームとは

人狼陣営と村人陣営に分かれて行うコミュニケーションゲームです。人狼は村人に扮して嘘をつきながら人間を滅ぼそうとし、村人は会話の中から推理し人狼を処刑していくことで村の平和を守ろうとするゲームです。

日本では2013年頃に流行し大人数でプレイするイベントが開催されたり、YouTubeなどの動画投稿サイトにプレイ動画が多数アップされたりという盛り上がりを見せておりました。近年では人狼ゲームのもたらす効果がコミュニケーション能力向上につながると評価され企業研修でも多く導入されています。

人狼ゲームの流れとルール

まず人狼ゲームにはゲームの進行役であるゲームマスターが1名必要となります。そのため仮にプレイヤーが7名(村人5名、人狼2名)の場合はゲームマスターを含めた8名が必要となります。

今仮に8名必要としましたが人数は最低6名程度いればゲームは可能です。しかし人数が少ないとすぐにゲームが終わってしまい楽しめないので出来れば10名程度いるといいですね。上限はありませんがあまり多いと会話の収集がつかなくなるので15名程度までが適正です。

それでは、ゲームの流れを説明します。

①ゲームマスターがプレイヤーの役職や人狼役を割り振ります。(トランプなどのカードや人狼ゲームのアプリを用いてください)

※村人は自分が村人であることは分かるが周りのプレイヤーが村人なのか人狼なのかは分かりません。人狼同士は誰が人狼かを知っています。

②ゲームは昼と夜のターンを交互に繰り返して進行していきます。

③はじめは昼のターンからです。ここでは村人のふりをした人狼も含めた全員で話し合い人狼は誰なのかを推理します。

④昼のターンの最後に多数決で人狼だと思われるプレイヤーを1名処刑します。

※人狼側の噓に惑わされて村人を処刑してしまうこともあります。

また、処刑されたプレイヤーは以降ゲームに参加出来ません。他のプレイヤーが如何にして嘘をついているか等客観的に見て楽しみましょう。

⑤昼のターンが終わったら夜のターンです。夜は人狼側だけがコミュニケーションをとることが出来ます。そして村人のうち1名を処刑することが出来ます。

この際村人は顔を伏せる、耳を塞ぐ、大きな音を出すなどして誰が人狼なのか分からないようにします。

⑥夜のターンの最後に人狼に処刑されたプレイヤーがゲームマスターより発表されます。

※人狼によって処刑されたプレイヤーも以降はゲームに参加できなくなります。

※人狼にターゲットとされても処刑を免れるケースもあります。このあと役職を解説するところで説明します。

⑦ ③~⑥をどちらかの陣営が全滅するまで行います。

村人はすべての人狼を、人狼はすべての村人を処刑すれば勝利となります。

人狼ゲームの代表的な役職

村人陣営には特殊な能力を持ったプレイヤーが存在します。この特殊能力を持った役職者の存在が人狼ゲームを奥深いものとしています。役職の種類はゲームによって異なりますがアプリなど多いものでは70種類もの役職が存在する場合もあります。ここでは全ての説明は出来ないので、代表的な役職をいくつか紹介します。

「村人」

何も能力を持たないプレイヤーで出来ることは昼のターンで人狼を推理して投票をするのみです。

「占い師」

夜のターンにだれか1名を指名して人狼かどうかを確認して、次の昼のターンで他のメンバーに結果を発表することができます。指名されて占われたプレイヤーが人狼ではなく村人陣営の場合役職者かどうかまでは分からず「村人」とだけ知らされます。人狼ゲームで最も重要な役割と言えます。

「霊能者」

前日の昼のターンに処刑されたプレイヤーが人狼だったのかどうかの回答を知ることが出来ます。その回答が次の昼のターンで他のプレイヤーに周知されることよってプレイヤー全体の推理が加速していくこととなります。

「狩人、騎士、ボディーガード(名前は様々ですが能力は同じです)」

人狼の処刑から守ることが出来る能力を持ちます。夜のターンにゲームマスターにだけ守りたいプレイヤーを1名伝えます。守りたいプレイヤーに選ばれていれば人狼から処刑のターゲットになっても処刑されずに済みます。人狼に狙われそうなプレイヤーを守ることで村人陣営を有利に進めることが可能です。

「狂人、多重人格者、憑依者(名前は様々ですが能力は同じです」

村人ですが人狼の味方をするという立場のプレイヤーで、人狼陣営が勝利することで自らも勝利となる特殊なプレイヤーなので、人狼側が有利になるような発言をします。しかし人狼なのではないかと疑われて占い師の占いにかけられても村人と判定されます。テクニカルな立場ですが上手く立ち回れば村人陣営を混乱させることが可能です。

 

代表的な役職をいくつか紹介しました。この他にも「恋人」や第三勢力の「狐」など様々な役職が存在します。ゲームに慣れてきたらプレイヤー全員に周知のうえ追加していくと、ゲームがより複雑になり面白くなるでしょう。

人狼ゲームの所要時間

ゲーム所要時間は1回30分~90分です。

初心者の方は1回のゲームでは立ち回り方のコツもつかみにくいでしょうから、役職を変えて複数回行うと良いでしょう。

人狼ゲームがコミュニケーション研修として効果的な理由

人狼ゲームは相手とのコミュニケーションによってゲームを進めていきます。他のプレイヤーの発言にしっかりと耳を傾けおかしなことを言っていないか注意深く聞きます。この時耳だけでなく目で観察することで違和感をキャッチすることも大切です。また自分が発言をする際には論理的に説明をすることで他のプレイヤーを納得させましょう。例え自分が人狼であるにも関わらず村人のふりをする場合でも堂々と論理的に説明をすることで他のプレイヤーをだますことも十分に可能です。

コミュニケーション能力において重要とされる「聞く力」と「伝える力」のどちらもトレーニングすることができます。

人狼ゲームを研修に取り入れてコミュニケーション不足を解消しよう!まとめ

数年前から流行している人狼ゲームはコミュニケーション能力を用いて進める心理ゲームです。準備するものは役職を振り分けるためのカードやアプリのみです。簡単に行えるにも関わらず非常に高度な心理戦が繰り広げられます。人狼ゲームを繰り返し行うことでコミュニケーション能力に必要な「聞く力」と「伝える力」が養われます。

また、人狼ゲームを行うと「素」の一面が出やすいです。お互いの人となりも把握出来る様になるので、人狼ゲームを行った後は自部署内でのコミュニケーションが円滑になること間違いなしですよ。

コミュニケーションが不足していると感じている部署の方や人事担当者の方は人狼ゲームを研修やチームビルディングで行うことを検討してみてはいかがでしょうか。

コミュニケーション活性化に「懇親会付きのチームビルディング」がおすすめ!

近年重要視されているチームビルディング。チームのパフォーマンスを最大限に発揮させることを目指した取り組みです。
例えば、新入社員の入社タイミングといったチームに新メンバーが加わった時や新しいプロジェクトが発足した場面などで用いられています。そのため、コミュニケーション活性化の一環として、「チームビルディングと懇親会を一緒に開催したい」というニーズも多いようです。そこでおすすめなのが、「料理でチームビルディング」です。
料理を作るという共同作業には、役割分担」「得手不得手の把握」「段取り」「協力・協調性の醸成」「クリエイティビティ」など、一つの仕事を成し遂げるための流れと共通する要素が沢山含まれ、チームビルディングに効果的です。料理は立派なコミュニケーションツール!いつものオフィスから離れることで、リラックス状態となり、ごく自然に心も開きやすくなります。また、一緒に料理を作った後には「仲間と楽しく食べる時間」が待っています。食事中の会話は絆を深める絶好のチャンスです。ぜひ、あなたのチームでも「料理でチームビルディング」を検討してみてはいかがでしょうか。

 

「料理でチームビルディング」を体験した方々のお声

\詳しく知りたい方におすすめ/


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