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「ヘリウムリング」でチーム力を高めて、成果を上げられるチームにしよう!
■目次
1. 若いチームに必要なのは問題解決力!
2. タックマンモデルとは?
3. ヘリウムリングのやり方は?
4. まとめ
5. コミュニケーションの活性化に「懇親会付きチームビルディング」がおすすめ!
若いチームに必要なのは問題解決力!
春、この季節は新入社員が入ってきたり、人事異動や新しいプロジェクトが始動したりということが多いシーズンですね。新鮮な顔ぶれで目標に向かって動き出したとき、チームとしてうまく機能せずに問題にぶつかり立ち止まってしまうことはありませんか? そんな時には自分たちがどんな状況なのかを理解し、どうすれば問題を解決出来るかを知っているかどうかが大きな鍵となります。
ここではチームで問題解決をするときに知っておきたい「タックマンモデル」という考え方の解説と「タックマンモデル」を短時間で体験することが出来るチームビルディング「ヘリウムリング」の解説をしていきます。
タックマンモデルとは?
タックマンモデルとは、1965年に心理学者のブルース・W・タックマンが提唱した考え方で、組織(チーム)の成長段階を表したもの。
形成期、混乱期、統一期、機能期、散会期の5段階を経て、成果を出せるチームは完成する、と言われています。
簡単に各発達段階についてご紹介していきます。
1:形成期
→チームを組んだばかりの時期。遠慮や緊張が見られ、なかなか自分の意見が言えない状態。
2:混乱期
→チームの目標を達成するにあたって、意見や主張がぶつかり合う状態。チームの成長に繋がるとても大切な時期。
3:統一期
→ぶつかり合いを経て、メンバーひとりひとりの役割が明確になる時期。
4:機能期
→チームに団結力が生まれ、成果をあげられる時期。
5:散会期
→チームの目的を達成し、メンバーがそれぞれ別の目的に向かって動き出す時期。
以上の5段階を経ることで、期待通りにチームが機能するようになると説いています。
このタックマンモデルを短時間で体験できるのが「ヘリウムリング」です。
ヘリウムリングのやり方は?
①1チーム(6~10名ほど)につき、1つのフラフープを用意する
②フラフープを囲むように円になる
③胸の高さで利き手の人差し指の第一関節にフラフープを乗せる
④立った状態から、誰も指を離さずにフラフープを地面に置くことができたらゴール
⑤振り返り
※誰かの指が離れてしまったり、別の指を使った場合は最初の高さまで戻す
※制限時間は5分以内
※人数が多いほど難易度がアップします。人数が少ない時は両手で行うと難易度が上げられます。
ルールだけ聞くと簡単そうに感じますが、実は一筋縄ではいかないゲームなんです。
ゲームの流れをタックマンモデルに照らし合わせて見ていきましょう。
形成期
ゲーム開始直後、多くのチームは戸惑いながらも「とりあえずやってみる」という行動をとります。そして、フラフープから指を離すまいという気持ちのせいで、本来下げなければいけないフラフープに対して上に力が入ってしまいます。隣が上に上げたから私もついていかなきゃ!と、どんどん上に行ってしまい簡単に指が離れてしまい失敗をしてしまう。
【混乱期】
簡単にいくゲームではないことが分かると一気にパニックムード。どうすればフラフープを下げられるのか話し合いを始めるようになります。
【統一期】
この段階からはチームごとにいろいろな取り組み方になります。入念な話し合いをしてからチャレンジするチーム。強いリーダーが現れて周りに指示を出し、引っ張っていくチーム、試行錯誤を繰り返して何度もチャレンジするチームなど様々なチームカラーが現れてきます。
【機能期】
チームごとにプロセスは異なりますが次第にコツをつかみ、最後にはフラフープを下に置き無事ゴール。
【散会期】
ゲームを終えて振り返りを行う。何がポイントとなって成功できたのか、この成功体験は業務にどう活かせるかを考える。
この様に「ヘリウムリング」では短い時間の中でタックマンモデルの各発達段階を体験することが可能です。
まとめ
ヘリウムリングを行い無事にゴールすることが出来た時には、自然とタックマンモデルの流れをチーム全体で体験出来ています。
ヘリウムリングで意見をぶつけ合い、失敗と挑戦を繰り返しながらコツをつかみ、ゴールをすることが出来た時にはチームとして問題を解決するコツをつかんでいるはずです。
チームで大きな壁にぶち当たり、解決方法が見つからず悩んでいるときにはチームビルディング「ヘリウムリング」を取り入れてチーム力を高めてみてはいかがでしょうか。
コミュニケーション活性化に「懇親会付きのチームビルディング」がおすすめ!
近年重要視されているチームビルディング。チームのパフォーマンスを最大限に発揮させることを目指した取り組みです。
例えば、新入社員の入社タイミングといったチームに新メンバーが加わった時や新しいプロジェクトが発足した場面などで用いられています。そのため、コミュニケーション活性化の一環として、「チームビルディングと懇親会を一緒に開催したい」というニーズも多いようです。そこでおすすめなのが、「料理でチームビルディング」です。
料理を作るという共同作業には、「役割分担」「得手不得手の把握」「段取り」「協力・協調性の醸成」「クリエイティビティ」など、一つの仕事を成し遂げるための流れと共通する要素が沢山含まれ、チームビルディングに効果的です。料理は立派なコミュニケーションツール!いつものオフィスから離れることで、リラックス状態となり、ごく自然に心も開きやすくなります。また、一緒に料理を作った後には「仲間と楽しく食べる時間」が待っています。食事中の会話は絆を深める絶好のチャンスです。ぜひ、あなたのチームでも「料理でチームビルディング」を検討してみてはいかがでしょうか。
「料理でチームビルディング」を体験した方々のお声
\詳しく知りたい方におすすめ/
チームビルディングには様々な手法があります。だからこそ、何しよう?とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時にはチームビルディング診断機能をご活用ください。機能は条件を絞り込んで見つける方法と質問に答えて見つける方法の2種類。あなたのチームにぴったりなチームビルディングが見つかりますように。