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「チームビルディング・買い物と料理」でコミュニケーションを活性化させましょう!

現在日本では約165万人の外国人労働者が働いています。グローバル化が進む昨今の社会では外国人の方と一緒に働いているという方も多いと思いますが上手くコミュニケーションは取れていますでしょうか? 

日本には「阿吽の呼吸」や「察しと思いやり」といった言葉がありますが、この直接的でない遠回しな表現が外国人の方には分かりにくさや煩わしさにつながり、円滑なコミュニーションが取れない要因のひとつになっているかもしれません。 

そんな、コミュニケーションが不足しているなあ。と感じているチームにはチームビルディングを取り入れてみましょう。数あるチームビルディングの中から今回はコミュニケーション活性化が期待できる「買い物と料理」のやり方を解説していきます。  

「チームビルディング・買い物と料理」とは 

タイトルを見て察しが付くかもしれませんが、その名の通りチームごとにテーマに合わせて好きな食材を買いオリジナル料理作るというチームビルディングです。詳しいやり方を見ていきましょう。 

 

参加人数6~70人(1チーム3~4人) 

所要時間3~4時間 

会場キッチン付きのレンタルスペース 

予算1グループ3000円~10000円程度 

流れ :

1.  チーム分け(抽選方式) 

2. ルール説明(料理のテーマを発表) 

3. 作戦タイム(何をどのように作るのか、どこで何を買うのか、時間配分 

4. 食材の買い出し 

5. キッチンで料理 

6. プレゼンタイム(料理のアピールポイントやチームとしてどのように行動したか等) 

7. 試食(作った料理を参加者全員で試食) 

8. 振り返り(気付いたことや感じたことをシェア 

以上が当日の流れになります。 

このチームビルディングのポイントは「買い物から行う」というところにあります。日本人からしてみたらなんてことないスーパーも、外国人からしてみたら新鮮で分からないこともたくさんあると思います。筆者は旅先で行くスーパーや道の駅が大好きでよく行くのですが、たまたま目に留まったアーティチョークという珍しい野菜を購入しようか一人で10分悩んで、結局その時は買わ。その後アーティチョークはとてもおいしいものだと教えられ買わなかったことを強く後悔した経験があります 

普段は何か分からないからとスルーしていた商品も、チームの日本人に聞けばすぐに教えてもらうことができるのは嬉しいですよね。興味が湧く食材があればその場で計画を練り直す柔軟性も忘れてはいけません。そんなやり取りをしているうちに自然と日本の食文化を知ってもらうこと出来るでしょう。逆に外国人スタッフから常識に捉われない斬新なアイディアが飛び出して驚かされるかもしれません。 

食材が集まったら料理開始です。その際、料理が得意な方周りの方に指示を出して全員で作業が出来るように努めてください。 

外国人スタッフと買い物からスタートして出来上がった料理の味は「一緒に成し遂げた」という達成感と共に必ず心に残るものになると思います。 

これはレストランや居酒屋で食事をするだけでは出来ない経験です。 

まとめ 

「チームビルディング・買い物と料理」は「食」という万国共通のキーワードが中間物となるので、誰でも気軽にコミュニケーションをとることが出来ます。さらに皆で一つのものを作り上げることで達成感を共有できるので、チームとしての一体感が生まれその後の業務も円滑になるでしょう。 

コミュニケーションが不足している、うまく行っていないと感じているチームは「チームビルディング・買い物と料理」で美味しく楽しくコミュニケーションの活性化を図ってみてはいかがでしょうか。