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「料理でチームビルディング」の効果と絆を深めるためのコツは内容にあり

「料理でチームビルディング」の効果と絆を深めるためのコツは内容にあり

急ですが、皆さんご出身はどちらですか?
このように出身地を聞くことは、初対面あるいは職場での会話を盛り上げるための鉄板ネタだと思います。たまたま自分と縁のある場所であれば、更に話は膨れますし、そうでなくてもその土地ならではの風土、訛り、建物、食など、話を深堀しようと思えばいくらで掘り下げられることができるでしょう。それが、出身地の話題の頼もしいところです。
なぜそんな話をしたかといいますと、今回はご当地グルメ・食材に焦点を当てた「料理でチームビルディング」についてお話ししたいからです。その前に簡単にチームビルディングとは何か、料理がチームビルディングに有効な理由を説明いたします。

■目次
・チームビルディングとは?「料理」がチームビルディングに適している理由・効果
・「ご当地グルメ・食材で作る料理でチームビルディング」の面白さ
・「ご当地グルメ・食材で作る料理でチームビルディング」料理が作られるまでの流れ
・まとめ

 

チームビルディングとは?「料理」がチームビルディングに適している理由・効果

チームビルディングとは、チームのメンバーそれぞれの能力と個性を発揮しながらも一致団結して目標達成を目指す組織を作っていくための取組みのこといいます。理想の組織の礎といわれ、現在様々な会社でチームビルディングが取り入れられています。
その手法の1つに「料理でチームビルディング」があります。チームビルディングの要素をあますことなく体感できるといわれ、広く認知され始めています。その理由を次に紹介していきます。

「料理でチームビルディング」を通して主体性が学べる 

個々の能力と個性を発揮するために必要なのが主体性です。料理は、先輩後輩・部下上司といった上下関係なく対等な立場で行えるアクティビティです。これにより、遠慮することなく自分の意見やアイデアが発言しやすくなります。自分の意見を受け入れてもらえた、聞いてもらえた、という肯定感は自信に繋がります。普段の業務に戻っても、自主性を発揮することができるでしょう。

 

「料理でチームビルディング」を通してコミュニケーションが円滑になり団結力が強まる 

「料理でチームビルディング」は、チーム全員で協力して料理を完成させることを目的としています。まず、どんな料理を作るのかチーム内で相談することから始まり、段取り良く行うために役割を決定、完成に至ります。全員で協力して作り上げたことにより達成感も生まれます。そうしたプロセスにより、チーム内のコミュニケーションが活性化され、達成感の共有が団結力を強くします。

 

「料理でチームビルディング」を通して仕事のモチベーションが高くなる 

前述の「自主性の発揮」と「コミュニケーションが円滑になる」ことは仕事へのモチベーションを高めてくれる要素です。自主性を発揮することで、自分が組織の一員であるという責任感が芽生えます。そして、困難に直面した時も周りにサポートしてくれる仲間がいるという安心感は、前向きな気持ちで仕事に取組むことができるでしょう、

その他にも、料理でチームビルディングの奥深さは、料理をきっかけにチームメンバーの人となりを深く理解することができるところにあります。普段の業務と離れることにより、会話が広がり、知らなかった仲間の一面が垣間見られます。それにより、仲間との絆を一層深めてくれます。

そんな会話の広がりを見せてくれるのが、今回ご紹介したいご当地グルメ・食材で作る料理でチームビルディングです。

 

「ご当地グルメ・食材で作る料理でチームビルディング」の面白さ

「ご当地グルメ・食材で作る料理でチームビルディング」とは、チームのメンバーそれぞれが自身の出身地であるグルメや食材について語り、最終的にチームメンバーの出身地を背景にしたグルメ・食材を使ってオリジナル料理を作ることです。

皆さんの思い出のご当地グルメ、食材といえば、何を思いつきますか?

例えば筆者は、出身が北海道なのですが、思い出のグルメ・食材といえば家族・仲間と食卓を囲って食べた味付きジンギスカン。そして、祖母の代から渡る自家製のイクラの醤油漬けです。

自身にとっては当たり前の味も他のチームメンバーにとっては物珍しいものかもしれません。自分の出身地であるグルメや食材について話すことは、必然と自分のルーツを話すきっかけとなります。会話が広がり、より相手を深く知ることに繋がるといえます。そのため、まだお互いを知らない新入社員と先輩社員・上司、コミュニケーションが乏しいチーム、全国から集まっているチームに最適なチームビルディングです。

 

「ご当地グルメ・食材で作る料理でチームビルディング」料理が作られるまでの流れ

まずは、チームに分かれてそれぞれの出身のご当地グルメ・食材について語る

1人1人順番に自身の出身地とご当地グルメ・食材について話します。思い出のエピソードもあればぜひ話してください。聞いている人は、不思議に思ったことはどんどん質問しましょう。例えば長崎出身の人がご当地グルメといえば佐世保バーガーと答え、他の人は佐世保バーガーとは何?どのような歴史があるの?と問うたとしましょう。もし本人が知らなかったとしても、恥ずかしがることはありません。皆でグーグルなどを活用して調べてみましょう。「食について知ること」は食べる楽しみを増幅させます。

(ちなみに、佐世保バーガーとは、佐世保市がハンバーガー伝来の地といわれるため佐世保市のソウルフードとして普及しました。作り置きではなく、注文を受け付けてから作るので出来立てを提供するというこだわりがあります。)

 

一人一人の話を聞き終わったら、次にどんな料理を作るのか決定する

一人一人の話を聞き終わった後、どんな料理を作るのかアイデアを膨らませます。

例えば、

長崎県:佐世保バーガー

北海道:ジンギスカン

福岡:あまくち醤油

埼玉:深谷ねぎ

という内容だったとします。そこから、まずはハンバーガーにしよう!という話になったとします。そして、北海道のジンギスカンを組み合わせてジンギスカンバーガーにしたら面白いんじゃない?では、味付けは福岡のあまくち醤油で、そして深谷ねぎを大きくカットして香ばしく焼き、バンズに挟もう!
と、このようにオリジナルの料理が完成します。

料理が完成したら、チームごとに発表する 

通常の「料理でチームビルディング」の場合は、どんな工夫をして料理を作ったのかが発表内容のメインとなります。しかし、「ご当地グルメ・食材で作る料理でチームビルディング」の面白さは、チーム内のメンバーがどこ出身で~という話から始まります。チーム内だけでなく、全員に共有することで、料理だけでなくメンバー自身に親近感が湧いたり、興味を持つきっかけとなります。発表が終わった後も、至るところで楽しい会話が聞こえてくることでしょう。

 

まとめ

「料理でチームビルディング」は、自主性の発揮とコミュニケーションが円滑になるという効果があります。また、それにより仕事のモチベーションを高めてくれるので、チームビルディングの手法として申し分のない取り組みです。その他にも、料理でチームビルディングは、料理をきっかけにチームメンバーの人となりを深く知ることができます。ぜひ今回ご紹介した「ご当地グルメ・食材で作る料理でチームビルディング」を開催してみてください。自分の出身地であるグルメや食材について話すことは、必然と自分のルーツを話すきっかけとなります。会話の広がりは、仲間との絆を深めてくれることになるでしょう。

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